人にやさしい防音材

学校、幼稚園、老人施設等で、滑ったり、つまづくことにより転倒し、ケガをすることがよくあります。
「日本建築学会床工事WG」は、転倒時の安全性のために、JIS A 6519の「床の硬さ試験」の推奨数値(G
値)を100G以下としています。(G値は小さいほど安全性が高いとされています。)

ユニコム建材の床防音材は遮音材と緩衝材の複合材であり、その特性によりG値が大幅に下がっています。

また、その緩衝材の熱伝導率の特性によって床の断熱性が向上し、大体においてグラスウール10K使用相当の断熱効果があります。

L値について

防音材の性能を表す数値で「L-45」などの表記をよく目にします。
この「L値」とは衝撃音に対する遮音性能を表す単位で、Lの後の数字が小さいほど性能が高いことを意味します。

床や壁を伝わってくる衝撃音には2種類あります。

・「軽量床衝撃音=LL」
・・・軽い物の落下音。「コッ、コッ」という高い音。
・「重量床衝撃音=LH」
・・・子供の飛び跳ね音など。「ドスン」という低い音。

建物別にみると・・・

マンション

特にマンションでは、日本建築学会の推奨として、「LL-45」、「LH-50」以上の性能を望ましい水準としています。管理組合などの規定でも、リフォームの際は防音材などで「LL-45」以上の性能にする必要がある、とされているのが普通です。カーペット敷きの床からフローリングへのリフォームなどで特に留意する必要があります。

木質系・鉄骨系アパート

コンクリート造に較べ、床の剛性・質量・骨組み構造から来る隙間の存在などがネックとなり遮音性能については不利だと言えます。その分、防音材で防音対策に力を入れる必要があります。

木造戸建て住宅

プライバシーなどの点から、集合住宅に較べ、防音については軽視されがちです。しかし、近年の高気密・高断熱化により、外部からの音の遮断は良好ですが、その分、家の内部で発生した音の逃げ場がなくなっています。音の発生箇所ごとに重点的に対策を立てる方法を考える必要があります。

建物別に防音材で対策する必要があります。

防ぎたい音の「種類」「程度(音量)」「方向」などによって、適切な防音材の種類や組合わせ・材料の量が違ってきます。
建物別だけでなく、音の種類によっても対策は現場ごとに違ってくるのです。

 

L値(床防音性能)の表示方法の変更について

  • これまで床材の防音性能には、「LL-45」「LH-50」などの表示方法(推定L等級)が用いられてきました。
  • 「推定L等級」は実験室で測定した床材の床衝撃音低減量をもとに、一般的空間の床衝撃音低減性能(床防音性能)を推定したものです。
  • これは「その床材を使えば、必ず推定L等級の性能が得られる」という誤解を生じてきました。
  • そこで、その床材単体が床衝撃音をどれだけ低減することができるかという趣旨の新たな性能等級表記として、2008年頃から『ΔL等級(デルタ エル トウキュウ)』が使われるようになりました。
  • 防音材直貼りの場合、「ΔL等級」から「推定L等級」へ換算(読み替え)可能です。
    例えば、「ΔLL(Ⅰ)-4」の防音材を使用すれば、「推定LL-45等級」に相当すると言えます。